1998年1月の伝言板 BBS between Visiters


Subject: Re: 明けましておめでとうございます

おめでとうございます。
昨年終盤はCarlyさんに励まされました。
今年もよろしくお願いします。  
(Date: Thu, 01 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: Re: 武部画廊完成

あけましておめでとうございます。
武部画廊、拝見しました。
こういった方がいるんだなあと思うと、自分自身、孤独感を振り払えます。
本と、いつも楽しむと同時に勇気づけさせてもいただいていたんです。
ありがとうございました。
IOKAさんのHPについては、ERB関係が多いことはERBサイトをつくるものとしては嬉しいのですが、たしかにSFパルプ雑誌関係こそこのサイトならではの、期待されるコンテンツだと思います。
個人的にも、そちらの方向で展示品が充実されることは大変嬉しく、また期待するところです。
ぜひ、これからもすばらしいコレクションの数々と、蘊蓄を紹介してください。
それでは……
昨年はいろいろと励まされ、またお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
(Date: Thu, 01 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: カオール!

返事が遅れまして、申し訳ありませんでした。
先日いただいたフォームは、HPに掲載させていただいていますので、ご確認ください。
バローズは読んだことがないとのことですが、確かにほとんど絶版ですが、ハヤカワ文庫SFで『類猿人ターザン』が、創元SF文庫で『火星のプリンセス』『時間に忘れられた国』がまだ出ています。
竹本泉さんがどのような形でどんな作品を紹介してくれているのか、寡聞にして知りませんが(ぜひ教えてください)、これらの作品を読むことでバローズの魅力の一端は実感していただけるのでは? と思います。
書店の店頭になければ、取り寄せてくれるように店員にいえば、これらの本であれば入手できます。
他は古書店頼みですが、インターネットで購入できるお店はあって、そこでは多少は出回っています。ただし高いですね。
古書店では1500円程度の値を付けているところがざららしいのですが、根気強く探せば500円〜700円程度のところはあるようです。
地方だと例外的に100円〜200円で投げ売りされているところもありますが。
まずは、『火星のプリンセス』あたりを読んでいただければ、とバローズ・ファンのためのHPを運営するものとしては願っております。
では、また。
お返事をお待ちしています。
(Date: Fri, 02 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: Re: Tarzan VERSUS PREDATOR AT THE EARTH'S CORE が届きました

バローズの登場は、見落としかねない描き方ですが、しかししっかり出てますよね。作者はマニアだと思います。
ダークホース社といえば"Tarzan: The Lost Adventure"を発掘したところですからね。出版社ごとERBファンなのかもしれません。
同社はターザンが時間に忘れられた国キャスパックに乗り込むコミックも出しているようなので注文してみました。
作者はラス・マニング。
日本語版も出ていた古いコミック作家なので、多少の不安はありますが……さて?
(Date: Fri, 02 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: 新年明けましたね、おめでとうございます

こんにちは、K.Nak(k-nak@pluto.dti.ne.jp)です。
新年明けましたね、おめでとうございます。
ご無沙汰しております、サークルACTホームページのk-nakです。
去年はパス・ファインダーのおかげで、偶然にもそちらのWEBページを知ることになり・・・、「バローズ」の名前に妙に親近感をもった私です。
私は具体的にはバローズ・ファンとも言えないのですが、小説読むなら、SFとかファンタジー物が好きですね。
去年は
・シュミッツの「惑星カレスの魔女」
・ヴェルヌの「月世界に行く」(あれ、名前違うかな?
ミシェル・アルダンたちが砲弾で月に行くやつ)
・誰かの「女王天使」(上・下。
これはつまらなくて、途中で放棄。私自身放棄は珍しい。)
・誰かの「水の都の王女」(上下。これはファンタジー。)
を読むにとどまりました、最後の「水の都の〜」は個人的には大当たりで嬉しい本でした。
今年もよろしくお願いします。
////////////////////////////////////////////////////////////////////
[Kazuyuki Nakagawa] - CIRCLE ACT. works in Niigata
Circle ACT HomePage!!
http://www.pluto.dti.ne.jp/~k-nak/
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(Date: Sat, 03 Jan 1998 From: Kazuyuki Nakagawa)

Subject: Kaor!

火星、金星、ペルシダーは品切れです。たしかに。
『火星のプリンセス』だけは注文すれば入手できるようですが。
店頭で見るのは『類猿人ターザン』『時間に忘れられた国』だけです。
古本屋は、私のHPでも紹介していますし、REXさんのメールを掲載させていただいたコーナーにも情報が寄せられていますが、インターネット通販対応の古本屋さんで、たまに見かけます。
「古本文庫屋さん」というお店では、常に出ていますが、1冊1280円とちょっと高いです。

バローズ作品はビジュアルなイメージが喚起されやすいのか、日米で著名なイラストレーターが手がけています。
特にフランク・フラゼッタが有名で、この人は日本でも人気があり、マンガなどでもパクられています。
有名なのは『北斗の拳』で、ラオウなんかはモロパクリの絵です。
竹本泉さんの画風はよく知りませんが、異世界ファンタジーの漫画家さんなら、影響を受けている可能性はあるかもしれません。
今度、探してみます。
REXさんも、あきらめずに古本屋を回ってみてください。
では、また!
(Date: Sat, 03 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject:カオール

この間教えていただいた時は既にターザンは完売でしたが、今日行ってみたらあったので早速注文メールを出しました。
何巻なのかよくわかりませんがお安いのであったときにはどんどん注文して揃えていきたいと思っています。
ありがとうございました。
(Sate:Tue.5 Jan.1998 From: Carly)

Subject: あけましておめでとうございます

  あけましておめでとうございます。
  私の無謀なリクエストに答えて、火星美女コンテストを開催下さり、ありがとうございます。
これが元で人間関係が破壊されない様願うのみです。(タヴィア・・・1位はムリだろうなぁ。)
   月シリーズ買いました。定価の半額。プレミアはついていませんでした。面白かったです。
ペルシダーでも触れられていたあの時間理論が未来世を知っている事の説明にしか使われていないのが残念です。 火星シリーズでも1巻の緑色人社会に関する批判があそこだけに止まっているのにも似ています。バローズは本気になればハインライン真っ青の思索を打ち出せたのに、あえてエンターテイメントを目指したように思えます。(ちなみに私はハインラインは嫌いです。) 
   それからジェッタンを求めて変則チェスのページに跳んで見ましたが、このサイトに帰ってきてしまいました。残念。こうなれば自分で作るしかないかな? しかし時間が・・・ 
(Date: Wed, 7 Jan 1998 From: "Takashi Kojima")

Subject: エドガー・ライス・バローズのサイトを 発見して

はじめまして。
 私はインターネットの全くの初心者で、近頃始めたばかりです。昔から惚れ込んでいたバローズのサイトを発見してよろこんでメイルを送っています。このページを」作ってくれてありがとう。これでたっぷり楽しめます。ちなみに私はカーソリスのファンです。
(Date: Thu, 8 Jan 1998 From: "Michiko Tajiri")

Subject: Re: エドガー・ライス・バローズのサイトを 発見して

カオール!
メールをありがとうございました。
ホームページをつくっていて、一番嬉しいのはメールをいただくことです。
励みになりますし、もっと充実させてやろう、という気にもなります。
しかも、バローズ・ファンとの出会いでもあるとなれば、これはもう……
カーソリスのファン、ということは火星シリーズがお好きなのでしょうね?
いま、火星シリーズのヒーロー・ヒロインの人気投票を企画しています。
HP上から投票できるようになっていますので、ぜひ参加ください。
カーソリスの宣伝もできます。どこが好きなのか、メールしていただければ、HPに掲載します。
今度、HPの感想とか、バローズとの出会いやどこがおもしろかったのか等、教えてください。
お待ちしています。
では、また!
(Date: Fri, 09 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: 返事ありがとう

お返事ありがとうございました。
初めて読んだバローズ物は金星シリーズでした。それでいっぺんにはまったのですが、火星、金星両シリーズの挿し絵の美しさが本を手にとらせた主な理由ではないでしょうか。UFOやなんかに興味があったりしてレンズマンシリーズ、銀河帝国の興亡などを読んでいたのですが、バローズを読んでこれだ!って感じでした。
 カーソリスを好きな理由は....うーーんと、やっぱし超カッコイイってというそれだけのミーハー的な理由です。すみません、大したポリシーなんてないんですよ、ハハハ。
 でもとにかく、いまだにあれほど夢中になって読んだシリーズは他にはありません。バローズ物はターザン以外はほとんどすべて読みました。(もう今やアフリカは暗黒の大陸ではないですから、想像の働く余地がないと思うんですよね)
 これからも時々参加させてください。楽しいです。 
(Date: Sat, 10 Jan 1998 From: "Michiko Tajiri")

Subject: Re: 返事ありがとう

カオール。
カーソリスにソラですかあ。しぶいですね。
しかし、いいところをついているかな? という気もします。『火星のプリンセス』のヒロインは、デジャー・ソリスよりはソラですからね。
バローズも、当初は間違いなくそのつもりだったはず。
緑色人とのロマンスはビジュアル的に難があるというだけの理由でデジャー・ソリスを(あとから)作り出したのでは? という説は日米問わずかなり支持されています。
ちなみにアメリカのERBファンがMLをつくっているのですが、私はそこには Carthoris という名で参加しているのでした……
以上、蛇足でした。
これからも、意見感想、思い入れ、なんでもいってください。
それと、ターザンもおもしろいので、機会があったらぜひどうぞ。
では、また!
(Date: Sun, 11 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: うれしいお返事でした。

Kaor!
いつも早速のお返事うれしく思います。実をいいますと、私はインターネットの全くの初心者で、まだよくわからないままに興味のあるサイトにアクセスしているだけなのです。(ちなみにインターネットを初めてまだ一ヶ月たっていないのです。)
  それで長田さんが本当に丁寧に、かつ熱心にお返事を下さるのでうれしくてまたもやメイルを出しているわけです。本当にありがとうございました。
 ところで、実はソラが主人公ではなかったか、という意見は実におもしろいと思いました。彼女の持っている哀しさが好きです!人気投票には一人だけと会ったので書いていませんが、私はタルス・タルカスも大好きなのです。もちろん、ジョン・カーターやデジャー・ソリスも好きなのですが、なんだかあまりにも完璧すぎて・・・。私も高校時代からスペースオペラ風の小説を趣味で書いているのですが、つい理想的すぎるような主人公を設定してしまうのです。その点、タルカスとソラの親子の抱えている悲しみには胸が打たれるような気がして・・・バローズはよくぞこういうステキな親子を作ったなあと感心してしまいます。うまく言えませんが、人は悲しみがあって初めて他人に優しくなれるのだな、というようなことを思うのです。多分、バローズ自身もそういう悲しみを知っていたのではないかと思います。
 それではまた・・。
(Date: Sun, 11 Jan 1998 From: "Michiko Tajiri")

Subject: ハジメマシテ

カオール。はじめまして、こんなサイトが有るなんて感動です。
バロウズは、ハミルトンと並んで、私の原点です。
デジャー・ソリスに憧れて、カーソリスのりりしさにうっとりとしたものです。
小島さん長田さん美女コンテストなら、私はソラを押します。
見た目はあんなですが、彼女ほど気立てのいい娘は類を見ません。
てはまた
(Date: Mon, 12 Jan 1998 From: "YAHO")

Subject: Re: うれしいお返事でした。

Tajiriさんへ。
カオール。
はじめて1ヶ月でメールを送っているのですか。
それはすごい。次はHPをつくりましょう。

現代なら(1950年代以降くらい?)、非人間型異星人との交流/恋愛もSFのモチーフのひとつとして許容されるでしょうが、SFというジャンル/概念が確立する以前の今世紀初頭の英雄冒険小説であってみればヒーローには冒険の報償として地位、名誉、財宝、美女はなくてはならないものだったでしょうから、ソラが追いやられた立場も無理からぬところ。
精神的にはあれほどの美女もいないと思っているのですがね。

バローズはジョン・カーターの冒険の地を火星に設定したわけですが、これはウェルズやヴェルヌの影響と思われるにせよ(活動期間は重なっています)、基本になったコンセプトというかモデルはあって、たとえば赤色人は間違いなくアメリカ・インディアンですが、となると白人将校(ジョン・カーター)のお相手はポカホンタス(デジャー・ソリス)というところなのでしょうなあ。
ではソラは?
緑色人はアラブ人のイメージだと思われるので、さしずめエキゾチックなペルシャの踊り子。具体的な作品はすぐには出てきませんが、アラビアンナイトのイメージですかね。
今気がついたのですが、いずれもディズニーのモチーフですね。
来年にはディズニーがターザンをアニメ映画化するという話もあるので、バローズ作品もそういった有名古典の仲間入りということなのでしょう。
永遠不滅の物語に対する、これこそが報償でしょうか。

では、また!
(Date: Tue, 13 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: Re: ハジメマシテ

YAHOさんへ。
カオール。
メールありがとうございました。
はじめての方からあんなに元気なメールをもらったりすると、嬉しくなってきます。
さて、人気投票の方ですが、YAHOさんご推薦のソラとカーソリスは健闘しています。
ノーマルに投票したらジョン・カーターとデジャー・ソリスになっちゃうわけですが、どうみたって『火星のプリンセス』の真のヒロインはソラですよね。
外見があんなでなかったら、間違いなくロマンスしてたはず。
バローズも執筆中に気づいたらしく、これ以降の火星人はみんな人間型になってしまいましたからね。
さすがに20世紀初頭のパルプ・マガジンのヒーロー小説で主人公にトロフィー(勝利・財宝・王位・美女)を与えないわけにはいかないだろうし。
これからも、本HPをよろしく。
感想や、バローズ論etcぜひ書いてください!
お待ちしています。
では……
(Date: Tue, 13 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: 遅くなりましたCarlyです。

やっと溝口さんから譲っていただいた『月人の地球征服』を読み終わりました。ずいぶん時間がかかってしまってメールが遅くなってすみませんでしたm(..)m

溝口さん貴重な本をわけていただいて本当にありがとうございました。大切にして、代々子孫に伝えていくか、もしくは、おばあちゃんになったときに、血が繋がっていなくても誰か大切にしてくれそうな若者にプレゼントしたいと思います(^^)本に溝口さんからのサインを頂いておけばよかったです。

(1巻)創元版と(2巻)ハヤカワ版なので、続き加減はどうかな?と思っていたのですが、全く同じようになっているんですね。登場人物のカタカナ表記が多少違うぐらいですぐになじめました。

1巻は非常にバローズ的でしたが、2巻ではいきなり地球に攻めこまれ、征服されてびっくりしました。前半の『月人の地球征服』ではあまりに地味で辛抱辛抱と読み進めていましたが、主人公が死んでしまうなんて信じられません。
ここで2巻が終わってなくてよかったです。

後半の『レッド・ホーク』では、いったいどんな展開にするのかと楽しみに読みすすめました。なるほどぉーそうきたかぁですね(^^)

ところで、気になるのは、

この3編の主人公は生まれ変わりで全ての記憶をもっているという設定でしたよね。確か。それなのに読み進めていて過去の記憶があるというようにはまったく感じられませんでした。うーん。おかしい。

そして、月の方はどうなったのでしょうか?

長田さんのHPで、まだ読んでいない本のページは、あまり読まないようにしていましたので、月のところをこれから見てみたいと思っています。

長田さんのHPを発見して沢山の本が絶版になっていると知って以来、なぜバローズの本が絶版になってしまったのか? 日本では一般うけしないのか?とよく考えます。読みながらもずっと考えてしまいますが、本がないことには人にお勧めすることもなかなか出来ないですね。

妹も火星だけは読んでますが、私が持っているので買わずに済ませてしまったことを、今とても後悔しています。
私はバローズのファンなので、客観的にみることはなかなかできませんが・・・

火星の1、2、3巻は、少なくとも一般うけするのではというのが妹と私2人の共通の意見です。(逆に言えば、他の作品は、もしかしたらごく限られた人にしかうけないかもしれない・・・誰にでも読んでみてと気軽に紹介できる作品ではないのでは?・・・と考えています。)

ターザン・シリーズの文庫本を良心的な価格で購入できる古本屋のサイトへ早速行ってみたら早くもターザンは売り切れで、新年になってもう一度行ってみたら4、5冊あり、これが何巻に当たるのかもわからずに全部注文して取り寄せました(^^)

運良く2巻(これは帯付きの初版でした)が手に入ったのでこれでとりあえずはほっと一安心。他も10巻までの何巻かだったのでラッキーでした。あいたところが埋まるようにたまに覗いてみたいと思っていますが、注文時に聞いてみたところ、ターザンは人気なので、非常に難しいだろうというお返事でした。

それなのにこのお値段とは本当に良心的です(^^)
その後、妹が別のサイトで、ターザンの2巻が¥1500で売られているのを見かけて、驚いていました。

長くなってしまいました。(^^)ゞ

年末には溝口さんのHPへリンクさせて頂きました。
ありがとうございます(^^)

では、今後とも宜しくお願いいたしますm(..)m
ありがとうございました(^o^)/ ̄~~~

--
*************************************
         Carly
http://www.246.ne.jp/~koizumi/top.htm
*************************************
(Date: Tue, 13 Jan 1998 From: Carly)

Subject: カオール

Carlyの妹です、姉がお世話になってます。実は火星シリーズ、あまり覚えてないけど、インパクト強かったなぁと思い出します。売ってる間に揃えておけば良かった・・。タルス・タルカスは名前を見たとき強烈に懐かしく思い出しました

(Date: Wed, 14 Jan 1998 From: ぷれしお)

Subject: カオール

 お久しぶりです。月シリーズ全部読みました。第3部はよかったです。(2部に比べて)でもやっぱり1部のような内容のほうが、僕は好きなんですけれど・・・。全体をとおしてみて、あまり華やか(表現が悪いですが)ではなかったような気がします。
 ところで、人気投票いいですね。誰がトップになるのかな?
(Date: Wed, 14 Jan 1998 From: はたや)

Subject: カオール

あけましておめでとうございます。人気投票の方はちゃんと届きましたでしょうか?誰が一番になるか楽しみです。(発表はいつですか?)
ところで、古本のことが話題になってるみたいですけど、僕の住んでいる岡山ではバロウズ(創元推理文庫)が100〜200円で売られています。かなり恵まれているんですねぇ、僕って。(でもどの!店でも売っているのはほとんど同じものばかりなんですけど・・・。)さて、今年はウェスタンシリーズに手を出してみようと思っています。(手には入ればですけれど)
それでは、今年もよろしくお願いします。
(Date: Wed, 14 Jan 1998 From: はたや)

Subject: また ERB コーナー追加

いつも、私のHPを、紹介していただいて感謝しております。
BLUE BOOKのページ出来ました。またERBになってしまった。
いつもとはちょっと変えてみましたけれどどうでしょう。

年末年始にかけての古書展の目録を見ていますと、創元と早川の武部本一郎の限定画集がなんと各50,000円というハイプライスででていました。
そのほか、アメリカの原画を扱うディラーのカタログにはクランドールの火星シリーズのモノクロ挿し絵原画$800ジャスコのERBの画集の中のジョン・カーターと緑色人バトルのカラー原画が$1700などが目に付きました。
(こんなに高いんじゃ買えない)

アンケートのコーナーなかなかの反響のようですね。
ヒロインはデジャー・ソリスはきっと票が多いと思うので、私はタヴィアに投票します。
ボーイッシュでけなげでなかなかいい。別に、本当は王女でしたなんていうのはいらないと思うのですが、そこがバローズなんでしょうね。
ヒーローはやっぱりジョン・カーターに1票。

さて、私のHPは、容量がいっぱいになってしまって、新しいページが登録出来ない状況で、追加契約するか、それとも他のプロバイダーに変わろうかどうか今考えているところです。
基本的には自分のコレクションを整理するために作ったHPなのですが、そうは言う物のやはり他人の目はきになります。
どこが悪いのか、どこを直せばよいのか忌憚のない意見や、感想を聞かせてもらいたいものです。

私も、見習ってお便りのコーナーでも作ろうかな、誰の描いたデジャーソリスがお気に入りかなんて言うアンケートコーナーでもいいかな、長田さんのHPとの合同企画なんて言うのもどうでしょう。
お暇な時に忌憚のないご意見を聞かせて下さい。


すいませんが、できましたら上の手紙、長田さんお便りコーナーにのせていただけませんでしょうか、ERBのファンの方からの感想をお聞きしてERBのページの再構成をしたいと考えています。
(こういう押し付けは良くないですね。ごめんなさい)

それではまた

-----------------------------------
MASAAKI IOKA (井岡 雅昭)
http://www2p.biglobe.ne.jp/~ma-10-ka/
----------------------------------- 
(Date: Fri, 16 Jan 1998 From: "IOKA")

Subject: Re: また ERB コーナー追加

カオール。
いつもIOKAさんの方からメールをいただいていますね。
恐縮です。ありがとうございます。

HP、早速拝見させていただきました。BLUE BOOK は以前、IOKAさんからも譲っていただきましたが、確かに「パルプ」としては立派というか、上質な感じでしたよね。
しかし、いかにターザンが売れていたか、ERB=ターザン作家という色眼鏡があったという事実が物語りますね。
ERBは偉大なる大衆作家ですから、それをいやがることはなかったとは思いますが、彼の本当の志向はもっと別なところにあって、ペルシダーなんかはきわめてそれに近かったのでは、と思っているので、はたして心中どんなものだったのか、と邪推してしまいます。

古書価格は……高い。高すぎる……JUSKOで20万円以上ですか。原画だからとはいうものの……欲しがる人はいるのだろうか。
いるから値段が付くのだろうけれど。
武部本一郎の画集は定価からしていいお値段だったので、あまり驚きません。
とはいえ、昨年、某所の古本市で定価販売だったのを買い漏らしたのが痛いな。
岩崎書店のでいいから入手したいものです。

人気投票でのタヴィアは人気が高くって、デジャー・ソリスといい勝負です。ヒーローはジョン・カーターぶっちぎりですけど。

IOKAさんのHPの感想ですが、悪いところなんて、とんでもない。あれだけのコレクションを惜しげもなく見せていただいて、もう感謝感激で意見などおそれ多いという感じ。
構成もうまくてビジュアル的にも優れていると思うし。
SFファンならば垂涎もののコレクションで、いったいいくらしたんだろうとか、どうやって入手したんだろうとか、興味津々のはずなので、そのあたりの苦労話(自慢話大いに結構)をかたってくれると、関心を引くかと思います。
パルプかコミックに絞って専門化した構成にするのもひとつの手ですが、マニアの支持は得られても広範な支持となると間口は広い方がいいでしょうし。
ただ、たんなるアクセスカウンタの数値を追いたいのでなければ、専門化してより密度の濃いHPをつくったほうが、いいように思います。

お便り、多いでしょう。いろんな人の意見は刺激になって、HPの活性化にもなるし、いい企画だったなと、私自身も思っているのです。
ERBファンの場合はSFファンの中にもあまりいませんでしたから、孤独感を癒せる、ということもあったんですけど。
IOKAさんの方は万人が認める立派なコレクションですから、また違うとは思いますが。
合同企画、いいですね。何を企画しましょう?

メール掲載の件は、押しつけなんて、とんでもない。こちらとしては願ったりかなったり。
他のERBファンも同様と思います。IOKAさんのコレクションにはERBファンが泣いて喜ぶものがたくさんあるに違いないのですから

それでは、また。  
(Date: Sat, 17 Jan 1998 From: "長田秀樹")

Subject: Izumi Takemoto

おひさしぶりです。以前お手紙したところ、リンクまで張っていたYasushiです。
竹本泉さんの話が載っていましたので、ふたたびメイルを出すことにしました。
Rexさんからもうお聞きかもしれませんが…

竹本泉さんは、少女コミック出身の、かわいらしい絵柄の部類の作家です。
しかし、男どもに人気がある様で、ゲームなどにも沢山なっています。

http://animejapan.cplaza.or.jp/takepro/

あたりに絵がありますので、御参考に。

さて、氏はバロウズが好きらしくて、作品中に、たびたびネタとして登場します。
氏の作品は、SFとファンタジーの中間の様な題材が多く、火星が舞台になる場合、必ず、「カオール」が挨拶語になっています。(しかし火星人はタコ型です)

また、作品中に必ずといっていいほど登場する「長身、痩型、長髪」のキャラクタがたいていマニアックな性格で、セリフのはしばしに、「火星人は卵性なんだ」とか、「ドゥアーレーが好みだ」とか、「ターザンはそんなじゃないぞ」とか言うわけです。
(このキャラクタは、一説には氏の自画像であるとか。ということは、私にそっくりだ。)

さらに、時々穴埋めに書かれている日記漫画のなかに、「武部画集」をとりよせて買う話とかもありました。(昔の話だと思います)
以前、コミック雑誌「コミッカーズ」で氏の本だなの写真が載っていたのですが、「武部画集」ちゃんと写ってました。本当に羨ましいです。

なお、1月16日現在、

http://www.kosho.or.jp/ISETAN/kagome.htm

に、画集が売りに出ています。早川と創元の2冊。値段は各5万円です。
さすがに高いので買いませんが。
(この本屋、他の品物をみても、足元みてんなーって感じです。)

それでは、また。
(Date: Sat, 17 Jan 1998 From: "Yasushi Omori")

Subject: カオール

最高に充実しているhpだと思います。現在私は24歳ですが、小学生のころわくわくしながら読んでいました。絶版は本当に悔しいですよね
池田 伸敏
(Date: Sun, 18 Jan 1998 From: nobutoshi ikeda)

Subject: こんにちわ

度々失礼します。
ちょっと暇があったので、本屋に行って来ました。
以前にはたくさんあったバロウズもちょっと数が減っていました。
なぜに・・・?
でもターザンをはじめ、結構いろいろとおいてありましたよ。
それで、金星シリーズが全5巻そろっていたのでつい買ってしまいました。
全巻そろっておいてあるのはこちらでも結構珍しいものですよ。
僕はもう持っているので、よろしければ各巻100円でお譲りしますが・・・。

しかし、バロウズがたくさんおいてあるからってシリーズ全巻そろえるのはかなり難しいです。
ターザン、火星はまず無理。ペルシダーならありそうですけれど。
時間に忘れ去られた国などの短編はちょこちょこっとありました。

それでは、お返事をお待ちしております。
(Date: Fri, 23 Jan 1998 From: はたや)

Subject: こんにちわ

こんばんわ。
失われた大陸ならありましたよ。たしか。。。
創元推理文庫版『地底の世界ペルシダー』もあるかもしれない。。。
『ターザンの密林物語』も探してみます。
『カリグラ帝の野蛮人』は僕自身見たことはないんで、わかりません。
あと、砂漠のプリンスなどもあったような気がしますが、どうしましょう?

僕自身が探している本っていうのは今のところありません。
(っていうか、バロウズ以外はよく知らないんです。バロウズの有名な作品はもうほとんど読みましたし・・・。)
ただ、きれいな状態のものを選んで買うつもりですがなにぶん古本なものでお気に召す状態ではないかもしれません。
でも、9冊で1000円もいかないと思います。
それでは今からまた本屋に行って来ますので。。。
お送りするときにまたメールにてご報告いたします。
それでは。
(Date: Fri, 23 Jan 1998 From: はたや)

Subject: こんばんわ

ただいま本屋からもどって来ました。
『失われた大陸』はありました。
創元推理文庫版『地底の世界ペルシダー』(武部さん)もありましたが、本のうらに元持ち主かとおもわれるなまえが!!!カバーは無事です。名前も小さくはいってるだけですがどうしましょうか?
ターザンは10冊くらいありましたが。。。

あと、マッカー2冊、砂漠のプリンス、ルータ大国(帯までついています)もお付けしましょうか?
(これらを入れると僕も読んでみたいので、送るのはちょっと待ってほしいのですが。。。)

費用は金星、砂漠、『失われた大陸』が一冊100円、マッカー1冊150円、ルータが定価の半額といったところです。
それでは。
(Date: Fri, 23 Jan 1998 From: はたや)

Subject: カオール!

カオール!

わたしは岩手県民のふりをしている緑色人です。

みなさん、火星シリーズ全巻の復刻を創元社に訴えましょう!
そして、全ての子どもに火星シリーズを購読させ、21世紀の半ばまでに
全ての日本人を緑色人にしてしまおう!

われらの指導者タルスタルカス万歳!(同盟者赤色人にもついでに万歳)

http://www.echna.ne.jp/~schunn/VODKA/
(Date: Mon, 26 Jan 1998 From: Schunn)

Subject: カオール!

 はじめまして。三重県在住の村田です。先日は火星シリーズ・ヒーロー&ヒロイン投票が文字化けしているというメールをわざわざ頂きましたので、遅くなりましたがあらためて連絡致します。
ヒロインのヴァラ・ディアを選らんだのは、ずばり一番可哀相な目にあった子やと記憶しているからです。ヒロインは艱難辛苦に健気に立ち向かっていかなければなりません。そういった意味で、物語に奴隷として登場してくるヴァラ・ディアとタヴィアは、デジャー・ソリスをはじめとした王族の御一行よりも健気度が高いです(もちろん2人もお約束で王女であることがわかりますが)。タヴィアとヴァラ・ディアでは、実際のところタヴィアのほうがより活動的ですし記憶に残っているのですが、上の基準を考えていると、ばあさんに脳移植されてしまったヴァラ・ディアのほうが悲惨な目に会っているなと思い、選んでみました。表紙の絵で比べても、ショートカットの可愛いタヴィアのほうが、間違いなく票を集めるだろうと思いますので、まあ判官びいきということでもあります。
 ヒーローのほうもまたマイナーな線で選ぼうと思い、先の投票ではトル=ダル=バルを選んでいたのですが、家で調べてみると記憶とは違って、ジャナイを助ける合成人間はトル=ダル=バルではなく、彼の体に移植されたヴォル・ダーじゃあありませんか。いつの間にか話の根幹に関わるプロットまで忘れてしまっていたようです。となるとヴァラ・ディアと同じように頭を開かれてしまったヴォル・ダーにするかとも思ったのですが、ジョン・カーターの言によれば、彼はヘリウムきっての美男子の一人ということなので却下して、蜘蛛人間のゲークということにします。彼はスタートレックのMr.スポックのようであり、とても存在感のあるキャラクターでした。1冊だけの登場はもったいなかったように思います。

 ところで、初めて面識のない方にこのような長い文を書いておるわけですが、調子に乗って僕もバローズとの出会いを書いてみようとおもいます。暇なときに目を通していただければ嬉しいです。
 僕は昭和42年生まれですが、通っていた小学校には低学年用と高学年用の二つの図書室があり、4年生になって高学年用の図書室に入れるようになってはじめて借りたのが「火星のジョン・カーター」でした。挿し絵は平面的でまんがっぽい絵だったので、もしかすると”レンズマンシリーズ”の真鍋博氏だったかもしれません。そして次に借りたのが「地底恐竜テロドン?」でした。”テロドン”という題名に間違いはないと思うのですが、なぜ”マハール”ではないのか全く覚えていません。確かかなりの抄訳版でした。ともあれ偶然にもバローズの代表作2冊に続けて出会ったことになります。これで一瞬にSFファン(子供心には立派なSFでした)になったのですが、図書室にあったSFを片っ端から読み漁り、この時期にはバローズの他にも「鋼鉄都市」、「20億の針」といった”バイブル”や「宇宙怪人ザロ博士の恐怖(暗黒星大接近!)」や「戦うフーチャーメン(時のロストワールド)」、ハインラインのものにも何冊か出会いました。「宇宙怪獣ラモックス」の挿し絵は武部本一郎氏だったような気がします。
図書室にあったバローズ3冊(もう1冊「火星のプリンセス」の簡略版がありました。)のどれかの後書きに、”これらはシリーズになっていて云々”とあり、読んでみたいと夢見ていたのですが、5年だったか6年生だったかのときに本屋で創元を見つけたときの感激は今でもかすかに覚えています。というわけで、僕の文庫本初体験も「火星のプリンセス」だったわけです。時にスーパーカーブームの時代でした。
その後順調にバローズを揃えていったので、古本を探してらっしゃる皆さんには申し訳ないですが、「アパッチ・デビル」以外の邦訳とルポフの解説本「バルスーム」は全て手元にあります。シリーズ物以外では「石器時代へ行った男」と「モンスター13号」が好きです(そういえば、ハヤカワのほうの「モンスターマン」は持っていないです。)。あとはマッカーシリーズなんかも武部氏が表紙を描いておれば、ずいぶん印象も違ったでしょうねえ。
掲示板で読ませてもらって驚いたのですが、今はそんなに手に入りにくい状況なのですね。街の本屋で見かけなくなったのは知っていましたが、紀伊国屋等の大型書店でも手に入らず、まして注文もだめとは思いませんでした。悲しい話ですよね。
僕もたくさんの人にバローズの面白さを知ってもらいたいのですが、残念ながら売ったり、譲ったりというのはもったいないので、残念ながら協力できないです。気心知れた仲でないと貸すのもリスクがありますし、難しいものですね。

ターザンの映画が公開されるとの事ですが、これを機にハヤカワがターザンの未訳を出版する英断を下してほしいですね。ハヤカワSFの連番に枠までとっているのやから、すっきりと連番を埋めて楽になってもらいたいと思います。
創元のほうはもうあきらめていますが、「ゴルの〜」の7巻以降は 一生読む事ができないのでしょうか。2巻以降行方不明になりっぱなしのタレーナはその後でてくるのでしょうか。こうやって久しぶりに思い出すと、気になって困ってしまいます。

これは知っている範囲で教えていただければと思うのですが、バローズ作品以外の文庫本で武部氏が画いた本というのはどんなものがあったでしょうか。
僕の持っている範囲では、「コナン」、「レムリアンサーガ」、「ウィッチワールド」、「反地球」、「火星の黄金仮面」、「竜を駆る種族」、持っていなくて知っているのは「航時軍団」くらいです(児童向けの本の挿し絵でもたまにみかけますが)。それ以外の文庫本で何かあれば、ぜひ教えて下さい。

長々と書いてしまいました。最後にこれだけはお伝えしなければと思いますが、長田さんのHPには本当に感激しております。インターネットを使えるようになって、最初に検索したのが”バローズ”だったので、最初はどんな作家のHPもこんなものかと思っていたのですが、他の検索をするにつれ、長田さんのHPの偉大さがわかってきました。大変なご苦労もあったと思いますが、これからも僕らバローズファンの代表として頑張って頂きたいと思います。
(本を傷めずに口絵をスキャナーで取り込む方法はないのでしょうか。ギャラリーにないのが残念です。)
ついでにまさに勝手な言い草ですが、確かどこかで書いておられた”キャプテン・フューチャー”のHPにも大きな期待をしております。
SFマガジンの別冊でCFの短編を集めた号に、新CFと銘打って野田昌宏氏の一編があり、今後も書く予定がありそうな感じでしたが、E.ハミルトンの奥さんが亡くなった時点で消滅したのでしょうか。てっきり「銀河乞食軍団」はそのための練習用だとおもっていたのですが。

すいません。また話を始めてしまいました。
現在はSFやファンタジー系列のものより歴史小説のほうをよく読んでいるのですが、だいぶ記憶もあやふやになっているようなので、バローズを読み返してみたいと思います。
では失礼いたします。ありがとうございました。
(Date: Wed, 28 Jan 1998 From: 村田 親彦)

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