偕成社

SF(科学小説)名作シリーズ

(昭和42-45)


  1. ジャック・ウィリアムソン、福島正実訳 『なぞの宇宙ロボット』 (『ヒューマノイド』)
  2. エドワード・E・スミス、野田昌宏訳 『銀河パトロール隊』 (『銀河パトロール隊』)
  3. エドモンド・ハミルトン、南山宏訳 『宇宙アトム戦争』 (『スターキング』)
  4. H・G・ウェルズ、久米穣訳 『とうめい人間』 (『透明人間』)
  5. A・E・ヴァン・ヴォークト 『宇宙怪獣ゾーン』 (『宇宙船ビーグル号』/『宇宙船ビーグル号の冒険』)
  6. ロバート・A・ハインライン、矢野徹訳 『のろわれた宇宙船』 (『宇宙の孤児』)
  7. エドガー・ライス・バロウズ、久米元一訳 『地底恐竜テロドン』 (『地底世界ペルシダー』/『地底の世界ペルシダー』)
  8. ハル・クレメント、野田開作訳 『姿なき宇宙人』 (『20億の針』)
  9. マレイ・ラインスター、亀山龍樹訳 『宇宙からのSOS』
  10. H・G・ウェルズ、塩谷太郎訳 『タイムマシンの冒険』 (『タイム・マシン』)
  11. エドガー・ライス・バロウズ、内田庶訳 『火星の合成人間』 (『火星の巨人ジョーグ』)
  12. イワン・エフレーモフ、飯田規和訳 『宇宙パイロット37号』 (『アンドロメダ星雲』)
  13. シオドア・スタージョン、福島正実訳 『深海の宇宙怪獣』 (『原子力潜水艦シービュー号』)
  14. エドモンド・ハミルトン、野田昌宏訳 『宇宙FBI』 (『謎の宇宙船強奪団』)
  15. エドガー・ライス・バロウズ、野田開作訳 『火星のプリンセス』
  16. フィリップ・ワイリー&エドウィン・パルマー、久米穣訳 『地球爆発』 (『地球最後の日』)
  17. A・マックビカー、内田庶訳 『宇宙スパイ戦』
  18. エドモンド・ハミルトン、白木茂訳 『地球最後の都市』 (『時果つるところ』)
  19. C・ロックウェル、福島正実訳 『宇宙ガードマン』
  20. J・H・ホリー、南山宏訳 『光る目の宇宙人』
  21. H・G・ウェルズ、中上守訳 『冬眠200年』
  22. デイヴ・ヴァン・アーナム&ロン・アーチャー、福島正実訳 『宇宙家族ロビンソン』
  23. エリック・フランク・ラッセル、中尾明訳 『超能力作戦』 (『宇宙の監視』)
  24. ジョン・W・キャンベル・ジュニア、野田昌宏訳 『暗黒星の恐怖』 (『暗黒星通過!』)
  25. マレイ・ラインスター、福島正実訳 『ゆれる宇宙』 (『宇宙震』)

comment

 偕成社のSF名作シリーズ全20巻には、バローズ作品が3作も含まれる。宇宙を舞台にしたアクションの多い娯楽SFがメインらしい構成なので、そういうことになったのだろう。刊行時期は1969年から1970年という、月刊バローズ時代でもあり、もっとも注目される作家だったのかも。 個人的にはこの手の叢書は偏りを廃して、間口を広く取り、少年少女に多様な選択肢を与えることが重要だと思うのだが……。まあSFに絞った時点ですでに偏っているといわれてしまうと反論は出来ないんだけれども。

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