武部本一郎(Motoichiro Takebe)

美術館 展覧会









〜紙芝居からSFアートまで〜
武部本一郎展
永遠のヒーロー・ヒロインの世界
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/now.html




1960〜70年代、SFアート界に彗星のごとく現れ、
エキゾチックで繊細な抒情性をもったヒロインを描き、
熱狂的な支持を得た画家に武部本一郎(1914−1980)がいます。
1950年代より児童書の表紙・挿絵を手がけて高い評価を得た武部は、1965年、
創元推理文庫のSF「火星のプリンセス」のカバー絵、口絵、挿絵を手がけます。
武部によって命を吹き込まれた美しいヒロインとヒーロー、
そして奔放なイマジネーションによって大胆に描出された物語世界は、大きな反響を
呼び、遠く海外のSFファンまでをも魅了しました。
本展覧会はその武部の没後、
初の回顧展となります。
一躍武部の名を知らしめた東京創元社や早川書房のSF作品の
SF作品の原画を中心に展示し、比肩なきSFアートの
魅力をご紹介するとともに、初期に手がけた街頭紙芝居や、
「ガラスのうさぎ」「かわいそうなゾウ」に代表される児童書の
カバー絵・口絵・挿絵も展示し、多岐にわたる武部アートの世界を展観いたします。

会期: 2007年7月7日(土)〜9月30日(日)
開館時間: 午前10時〜午後5時 (入館は4時半まで)
休館日: 月曜日
(但し7/16、9/17、9/24(月・祝) は 開館、9/18、9/25(火)休館)
料金: 一般800円/大・高生700円/中・小生400円
(竹久夢二美術館も鑑賞可能)

※ 問い合わせ先
弥生美術館 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
〒113-0032
東京都文京区弥生2−4−3
TEL:(03)3812-0012

お土産の絵葉書







武部本一郎展 鑑賞ツアー & オフ会

上記『武部本一郎展』でデジャー・ソリスの原画ほかをを鑑賞後、
場所を移してオフ会で食べ、飲み、語り合おうという企画です!


日時:9月1日(土)15:00〜19:30(要望があれば2次会)

会費:5000円程度(食事代)
美術館の入場券は先着9名までは進呈しますので10人目よりご負担願います。
ご負担いただく場合は700円になります
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/visit/guide.htmlのクーポン券を印刷してお持ちください)

タイムスケジュール(あくまでも予定)
15:00 弥生美術館併設の喫茶店に集合
17:00 弥生美術館見学終了
17:30 徒歩にてオフ会会場へ移動
19:30 オフ会終了 この後、希望があれば2次会へ

なお美術館のみ、オフ会のみの参加も可能ですので、ご希望があればその旨幹事宛お申し出ください。
オフ会の人数の最終確認は前日までになりますので、参加表明は8月30日中にお願いいたします
(美術展の方は前日でもけっこうです、最悪現地でお声をおかけください)。

弥生美術館への地図です http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&scl=25000&grp=all&nl=35/42/42.170&el=139/45/58.910&coco=35/42/42.170,139/45/58.910&icon=home,,,,,
オフ会会場です
http://r.gnavi.co.jp/g501204/map1.htm
2次会を行う場合は上野近辺となります。

なお、参加なさる方は幹事をお願いしている宮崎さん宛メッセージをお願いします。
詳細について折り返し連絡していただけることになっています

comment

東京弥生美術館での展覧会にあわせ、オフ会を開催しました。どちらもすばらしかったですよ。
大橋さんに紹介いただき、展示品の一部に協力させていただくというご縁があり、招待券をいただいたり、ちょうどワールドコンと時期が重なったこともあり、行くしかないと思ったのですが、大正解でした。
少年向け出版物の表紙や挿画は懐かしく、またなんといってもSF文庫の絵がすばらしい。
願わくば、絵は小さいのだからもっと近づいて見れるようにしてほしかった(一部のものは近くで見れたが、ガラスの向こう、1mくらい離れたものもあって、悲しかった)。また、挿絵画家という位置づけなので仕方ないが、本の展示が多く……ちょっと多すぎ。自分も本を提供した立場でこういうことを言うのもどうかとは思うが、もしこの本のために展示を見送った原画があったとすればそれこそ本末転倒である。いや、SFJapan誌で、未発表原画が35点も見つかったときいているものだから、かんぐっているだけなのだけれど。
バローズ・アート展覧会だ、というなら、本の展示、大いに結構。いくつかの原画が華を添える形で、それだったらわたしも、大正時代の雑誌『中学生』や『中学世界』だって提供した。独特のセンスの英国版など、けっこう楽しいものにできたかもしれない。

話がそれましたね。
武部画伯の原画を顔を近づけるようにしてみてきたのだけれど、小さい絵なのに、本当に細かく描いてある! 「金星の海賊」の表紙なんて、ドゥーアーレーの顔の造作の細かいこと! 感動さえ覚えた。
金沢でもときどき絵本の原画展などを開催しているが、こうした回顧展が全国を回る、ということはないのだろうか。それならば図録だって作れたと思うのだが。
いや、本音は、ぜひまたみたい! ということなのだが。

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