ターザン映画/ビデオ

ターザン 失われた都市

(1998)



staff/cast

制作 Village Roadshow Productions
Dieter Geissler Filmproduktion
配給 ワーナー・ブラザース
監督 カール・シェンケル(Carl Schenkel)
脚本 J・アンダースン・ブラック(J. Anderson Black)
ベイヤード・ジョンスン( Bayard Johnson)
音楽 クリストファー・フランク(Christopher Franke)
配役 キャスパー・ヴァン=ディーン(Casper Van Dien)
ジェーン・マーチ(Jane March)
スティーヴン・ウォディングトン(Steven Waddington)

ターザン
ジェーン

旧情報

 現在南アフリカで撮影が行われている実写版のターザン映画は、その名も「ターザン&ジェーン」。ジェーン役には「愛人・ラマン」で惜しげもなくその裸体を披露し、以後もセクシー路線の映画に出演しているジェーン・マーチが抜擢されているので、この映画はディズニーのアニメ版とは対称をなす「大人向け」のものになりそうです。例のボー・デレクの妙な映画みたいにならなければいいのですが、一応「グレイストーク」の続編的なものになるようなことを匂わせているので、今のところは大いに期待しています。
 ターザンの実写版映画の最新情報をみつけました。どうやら本当に「グレイストーク」の続編が制作されているらしく、つまりERBの「ターザンの復讐」が映画化されているわけで、ターザンは秘境オパルに行くとのことです。大丈夫なのでしょうか。

以上、ロンドン在住の奥田氏よりの情報

 映画のタイトルは当初『ターザンとジェーン Tarzan and Jane』とアナウンスされていましたが、その後、『密林の戦士ターザンTarzan : The Jungle Warrier』に改題され、さらに『ターザンと失われた都市 Tarzan and the Lost City』となって公開されることになったようです。奥田氏の情報にある2本の映画は(おそらく)いずれもこの作品に関するものであると思われます。複数のタイトルで情報が流れていたので混同したのでしょう。ちなみに公開は1998年2月公開といわれていましたが、ずれ込んで夏頃という情報が流れるなど混乱していましたが、結局、4月24日ということになったようです。映画のオフィシャル・ウェブ・サイトもオープンしたので、興味のある向きは情報の先行取得目指して訪問してみるといいかもしれません。画像もいくつか見れます。日本での公開は『スターシップ・トゥルーパーズ』さえこれだけ遅れるのだから難しいかもしれませんが、なんとか今年中ということになるのではないか、とは期待しています。
 主役のキャスパー・ヴァン=ディーンはそのハインライン原作『宇宙の戦士』映画化作品である『スターシップ・トゥルーパーズ』で主演している人で、アイドル的な人気はあるようだし、少年のような整った顔立ちとマッチョな肉体という、なかなかこれまでにないけれども大きくははずさないターザン像を造ってくれそうで楽しみです。何よりもSFファンが注目の映画の次回作というのがいい。話題性はばっちりですからね。
 ジェーン・マーチもアメリカでこそ「すぐ脱ぐ女優」のイメージがあるようですが、「ラマン愛人」は映画ファンから一般までの評価も高く、人気も高いようなので、俳優の知名度という点ではこちらも話題にはなるのではないでしょうか。
 物語の方は、奥田氏の情報通り、オパルにいくみたいなので、ラーも登場するのでしょう。こちらの方も楽しみです
以上、web master の蛇足
映画の方ですが、今調べたらもうやっていないようです。評価も最悪なので(IMDB参照)、打ち切られたのかも。ビデオもまだ出ていないようなので見ようが無いのですが、以下のサイトがオフィシャルなので資料なども充実しています。まだ未見でしたらば是非どうぞ。
http://www.tarzan-lostcity.com/index.html
ところで主演のCasper Van Dienって"starship troopers"でも主演していましたよね。古典SFファンなのかな?またこの人の2の腕には名前にちなんで「お化けのキャスパー」の入れ墨が有ります。メイクで上手く隠したのだろうか?
以上、ロサンゼルス在住のMasaaki "Masa" Sakata氏よりの情報
実写の「Tarzan and Lost City」ですが、年末にビデオの発売が決定したそうです。
詳しい日程が判り次第お知らせします。日本で確実に手に入れるにはamazon.comから買うのが安くて確実だと思います。念の為にURLは、
http://www.amazon.com/exec/obidos/subst/japanese/help/tour.html/002-6799633-7241436
になっています。
ところで「勝手にシネマ君」というサイトによると実写版の日本公開は今のところ予定されていないようですね。
もっともこの情報は東京近郊の劇場の予定という事なので、ひょっとしたら地方で2本立て公開ということも有るかもしれません。直接ビデオを購入しようと思ったらamazon.comで通販か、都内にお住みの場合は新宿の輸入ビデオ専門店「ビデオマーケット」などで購入が可能です。
ところでamazon.comではバローズ原書や関連書籍が充実しています(初版や奇観本は無理です、念の為)。バローズで検索したら1画面に表示できないほどヒットしました。御手持ちのコレクションと比較してみてはいかがでしょうか?
以上、ロサンゼルス在住のMasaaki "Masa" Sakata氏よりの情報

comment

 ターザン/失われた都市のビデオを入手したのでご紹介します。実は以前にもご紹介したはずなのだけれど、ファイルが古いものに置き換わっていて、以前アップしたものがどこへいったかわからない(なくなったかもしれない)というわけで、あらためて書いています。
 上に、公開に至る過程の情報なども掲載していますが、ディズニー版ターザンと同時期に企画・製作され、全米公開されたが日本ではまったく話題にならず、ビデオでだけひっそりと出された実写版のターザン映画です。
 『グレイストーク』の続編というのはウソですが、『類猿人ターザン』のあと、アフリカに帰ったターザンをジェーンが訪ねる、ということでいえば続きかもしれません。また、オパルにいくことにはなりますが、ラーは登場しません。ヒロインのジェーンは「すぐ脱ぐ女優」のジェーン・マーチですが、なぜか脱ぎません。ヒーローは『スターシップ・トゥルーパーズ』のキャスパー・ヴァン・ディーンで、少し太っている気もしますが、若くて顔立ちは丹精だし、体はマッチョだし、けっこうかっこいいイメージです。少し都会的な感じかな。ジェーン・マーチが田舎っぽい顔立ちなので、ちょっとイメージ狂うかも。
 ストーリイは、意外と面白いです。というか、昔ながらのターザン映画の定石を、見事なまでに踏襲しています。アクション、スペクタクル、ちょっとホラー。現代の特撮映画と比較すると、さすがに少し迫力に劣る感はあるかもしれないが…
 ターザン映画のファンなら、観て失望はしないと思います。現代映画としては無理があったというだけです。

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