Frank Frazetta(フランク・フラゼッタ)


バローズといえば、そしてファンタジー・アートといえばこの人! 第1人者であることに異論を挟む人はいないでしょう。


ターザン・シリーズ

ターザンとライオン・マン
版権の関係か、エース版ターザンはしばらくで刊行がうち切られたようです。本書は残された貴重なフラゼッタ画のターザンということになります。

火星シリーズ(ネルソン版)

火星のプリンセス
火星の女神イサス/火星の大元帥カーター
火星の幻兵団/火星のチェス人間

地底世界シリーズ(ACE大判)

地底世界ペルシダー
(地底の世界ペルシダー)
危機のペルシダー
(翼竜の世界ペルシダー)
ペルシダーの覇者マハールに射すくめられ、喰われるのを待つギラクの少女 闘技場で槍1本でタラクと対決させられる美女ダイアン、それを見て楽しむマハールども。
戦乱のペルシダー
(海賊の世界ペルシダー)
地底世界のターザン
(ターザンの世界ペルシダー)
タナーがかっこいい、フラゼッタらしいいい絵ですね。飛び道具でないところがペルシダー人らしくていい。 実はこの本は第1期のペルシダー。他はクレンケルが描いてるんだけど、この巻だけ、フラゼッタだったんですね。
栄光のペルシダー
(石器の世界ペルシダー)
恐怖のペルシダー
(恐怖の世界ペルシダー)
これまたフォン・ホルストの後ろ姿がたくましくてかっこいいです。 この巻は描き込みがイマイチか?
ペルシダーに還る
(美女の世界ペルシダー)
オー・アアではなくてダイアンでしょうか。この美女の肉感が、フラゼッタの絵の特色のひとつでしょう。サーベルタイガーもいい。

金星シリーズ(ACE大判)

金星の死者の国 金星の死者の国
初期の、比較的上手ではなかった頃の絵の中では、よく描けている作品。独特の筆致や目を引く構図があらわれだしている。そのせいか、版が変わったあとも使いまわされました。 で、使いまわされたのはこの版。セピアカラーを抜いてあたらしっぽくみせてはいるが、初期の筆致です。でもいい絵だからいいか。
金星の独裁者 金星の独裁者
この絵も決して悪くはないと思うけど、フラゼッタは描き直しました。 で、こちらが描き直したほう。渋さといい迫力といい、結構なモンです。

月シリーズ(ACE大判)

月の地底王国 月人の地球征服
フラゼッタお得意の曲線美と東洋的能面のような美女の造形が見事です。 見苦しいバーコードは、図書館からの流れ品だからです。
状態もかなり悪かった。アマゾン・ドット・コムがこんなものも扱うなんてと、
ちょっとがっかりです。

その他

モンスター・マン(モンスター13号) 失われた大陸
パルプ時代を思わせる古めのタッチがいい味をだしています。 水彩風ですが、のちの独特なタッチはもうしっかりあらわれています。
トーンの無法者 ルータ王国の危機
黒馬にまたがるトーン君がかっこいいですな。 コミカルな絵です。
オークデール事件 仮面の騎手
ベッポに迫力があって、さすがです この絵だけだと、ちょっとかっこよすぎます。

画集コレクション



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