SFマガジンのモノクロ画は、大好きだった。この人の絵を探して、小説も読んだ、という経験がある。なかなか魅力的なモノクロ画を描くが、なぜか文庫などのカラー画には恵まれていない。ラインスターの『青い世界の怪物』が思い浮かぶくらいだけど、その絵の感想は、なんでこんな色使いをするんだろう? という感じ。 前衛的な色使いをする世代の画家なのかもしれないが、SFアートが武部−加藤路線で定着していった時代に重なったのが悲劇だったか。 しかし、モノクロ画はホントにいいですよ。いろっぽくて。
ホームページ | アートの世界