すでに紹介済みの「ベム」に加え、「宇宙塵」も紹介します。まだありますよ。
ファンジン「ベム第11号」(7 Jul. 1974)
「嗚呼懐古 火星の神神」野晒 悟 がとにかく必見
SF同人誌『宇宙塵』No.117(Nov.20 1967)
古典SF研究家・評論家島本光昭氏の「バローズ翻訳史」が掲載されています。日本におけるバローズ書誌の初期のものであり、大正時代の火星シリーズの紹介もわずかですがあります。
![]()
![]()
2007年、弥生美術館の『武部本一郎展』にあわせて刊行された、大橋博之氏作成のファンジン(パンフ)。
SF黎明期 未踏の時代を歩く
2022年に刊行された同人誌(?)
SF出版や紹介の歴史を明治から紹介している。
『中學生』の火星シリーズも、弊サイトからの画像転載の上、紹介いただけたのはうれしい。
高井信『パル・ウル・ドンヘの御招待』
作家・評論家の高井信氏がERB-DOMのジョン・F・ロイの短文を翻訳したものを個人誌として小冊子にまとめたもの
短いですが、面白いです。
ERB-dom
![]()
ERB-domはERBのファンジンとしてあまりにも有名。ヒューゴ賞のファンジン部門を受賞したこともあったと記憶している。
大判でフルカラーの美麗な表紙のしっかりしたつくりで映画のパンフレットのよう、といえばわかってもらえるだろうか。
表紙のみならず裏表紙も、中の写真やイラストも、さらには資料集としてのリストも、すべてがしっかり手をかけた労作。感心するほかない。
- No.21(July 1967)E.R.B. and the SILENT SCREEN(1 Apr 2025)
- No.22(Nov.1967) AMTOR REMAPPED (7 Apr.2025)
- No.23(Apr.1968)BARSOOM(AND AMTOR) PRE VISITED (3 Jun.2025)
![]()
- No.28(Nov.1969) (7 Apr.2025)