バローズ・ファンの伝言板
Message Board between Visiters


Subject: From London

 初めてお便りします。たまたま日経のリンク・ページで比較的早い時期にこのHPを見つけ、以来ずっと覗かせていただいています。仕事で昨年の7月からロンドンに滞在しているのですが、さすがに英国はアメリカと言葉が同じなので(当たり前か)、いわゆるアメコミのファンはロンドンにも多く、アメリカで発売された数日後にはロンドンでも購入できるのです。私はターザンの大ファンで、例のバローズの未刊の草稿にランズデイルが手を入れて出版した「ロスト・アドヴェンチャー」もこちらで買うことができました。出版社の「ダーク・ホース」という会社はここのところ随分とターザンに力を入れているようで、「ターザンVSプレデター」、「ターザン/ジョン・カーター」、「ターザン・ジャングルの憤激」、「ターザン・憎悪の軍団」と立て続けにターザンものを出版し、現在はERBのターザン第2作、このHPでは大変評判の悪い(!)「ターザンの復讐」の、かなり原作に忠実なコミックを出版しています。これらのコミックの巻末には「エイプ・ランゲージ」という「読者の広場」的なコーナーがあって、ターザンはインディアンじゃないのだからヘア・バンドをしているのはお かしいだの、アメリカのテレビで放送中の「ターザン・エピック・アドヴェンチャー」で主演のジョー・ララが皮の長靴を履いているのは許しがたいだの、真正のターザン・ファンを自認する人たちが歯に衣を着せぬ意見を述べ合っていて相当に笑わせてくれます。ダーク・ホース社は今月中にまた別のターザンものを平行して出版する予定で、今度はターザンはパリでオペラ座の怪人と対決するもようです。なんのこっちゃ。
 話し変わって、現在南アフリカで撮影が行われている実写版のターザン映画は、その名も「ターザン&ジェーン」。ジェーン役には「愛人・ラマン」で惜しげもなくその裸体を披露し、以後もセクシー路線の映画に出演しているジェーン・マーチが抜擢されているので、この映画はディズニーのアニメ版とは対称をなす「大人向け」のものになりそうです。例のボー・デレクの妙な映画みたいにならなければいいのですが、一応「グレイストーク」の続編的なものになるようなことを匂わせているので、今のところは大いに期待しています。
 私は実のところERBの原作の悩めるヒーローよりは映画の脳天気なターザンの方が好きなので、ディズニーが今月中にアメリカでリリースするターザンのパロディ映画、「ジャングルのジョージ」にも期待しているのです。これは日本でも20年ほど前に「ゆかいなターザン」という、ERB(株)が見つけたら訴訟を起こしかねないタイトルで放映されていたテレビ漫画の映画化なのですが、果たして日本で見ることができるでしょうか(私は今月末で任期を終え、日本に帰らなければならないのです…)。
 今後ともこのHPの発展に期待しております。それでは、また。
(奥野克仁 Mon, 2 Jun 1997)


 長文のメールをありがとうございました。
 ターザンの映画化の情報は、聞いていましたが、詳しい配役とかは、初めて知りました。海外のERBサイトにはときどきのぞきに行っていて、断片的な情報は知っていましたが、なにせ英語が不自由なもので詳しくはわかっていなかったので、大助かりです。
  ロスト・アドベンチャーは私もペーパーバック版を購入しまして断片的には読んでいます。わくわくしますよね。 1995年に発表された新作ターザン!ERBは永遠だあ、と叫びたくなります。
 昨年放映された「エピック・アドベンチャー」もビデオを入手して(一部ですが)観ました。どちらかというと地平線がせり上がっていくペルシダーの情景に感動したのですが。しかし、おもしろいですよね。まあ、ブーツには私も違和感を持っていたので、そうだよなあ、とかいいながら読ませていただきました。
 ターザンの復讐がまたコミック化されているのですか。私が持っている1973年のターザンのコミック本でも忠実にコミック化されています。Kasaiさんが仕事でダーク・ホースの社長にあったこともあるという話なので、世界は狭いものだとあらためて思います。
 TVに映画にと、ちょっとしたターザン・ブームですよね。日本でも、ERBの再評価がはじまるとよいのですが。残念ながら、ほとんどの本は絶版状態なのです。悔しい話です。ターザンだって、完訳はされていないのですから。
 長くなりました。また、来てください。本当にありがとうございました。HPを作っていて、一番うれしいのはメールをもらうことなんです。本当に。
 これからもよろしく。
(長田 秀樹)

Subject: Re:From London

 さっそくの御返事ありがとうございました。HPへの掲載にはなんの異存もございませんが、よろしければメールの最後の方に出てくる「対称」という字を「対照」に訂正しておいて頂ければ幸甚に存じます。あのメールを送ってからまた映画関係のHPを検索していて、ターザンの実写版映画の最新情報をみつけました。どうやら本当に「グレイストーク」の続編が制作されているらしく、つまりERBの「ターザンの復讐」が映画化されているわけで、ターザンは秘境オパルに行くとのことです。大丈夫なのでしょうか。
 それでは、また。
(奥野克仁Tue, 3 Jun 97)


Subject: about your home page

The Lost Adventureを読んでいます。
何か面白い本ないかなと、うろうろしていたら、いやあ、まさかバローズの新刊に出会うとは。
火星シリーズではないのが残念でしたが ついでにインターネットを検索すると何とkaorと挨拶するホームページにであうとは。
しかもその熱の入れ様は、普通ではない。影響されて、「類猿人ターザン」と「時に忘れられた国」を買ってしまいました。(キャプテンフューチャーを横目で見ながら)
ターザンはSFでないと思って、今まで読んでいませんでした。世間ではターザンが有名だけど本当は火星シリーズが面白いんだぜとひそかに思っていたのです。ターザン2が愕然とする内容ということで、いつか読んでみたいと思います。そして「ターザンも2はちょっとね」とか、言ってみたいです。
世界名作全集のコメントへのコメント>
 イラストの伊藤展安という人は小松崎茂の弟子。デジャー・ソリスや>ジョン・カーターまでは許すとしても、緑色人はどうにかしてほしい。
許しますか?うーむ心が広い。少なくとも私の心の中のデジャー・ソリスは違う。解答というべき武部本一郎氏のデジャー・ソリスが世に有るわけだから、私のデジャー・ソリスはこうですという絵を見せていただきたい。と、勝手なことを言わせてもらいました。小松崎茂さんが描いたらどんなになるかの絵も見てみたい気がします。

(Fri, 13 Jun 1997"Takuya Watanabe")


"Tarzan : The Lost Adventure"は1995年に刊行されたERBの新作。すごいですよね。熱狂的なファンが多い作家であることを、あらためて感じます。読み終えたら、是非感想を送ってください。
 火星シリーズのファンだったのですね。火星シリーズも、ペルシダーも、みんなおもしろいのです。ターザンだっておもしろい。だからこそ、あれだけの大衆的な人気を得ているのです。映画とか、副次的な要素が少なくないとはいえ、やはりもとがおもしろいからこそですからね。僕も、どちらかといえば火星シリーズの方が好きで、ターザンは1巻と6巻がいいかなという感じです。2巻目もおもしろくなくはないんですよ。1巻目とのギャップが大きいというところかな。
 あと、小松崎さんもデジャー・ソリスを描いています。まあ見れる絵かなという感じかな。
 では、また。これからもよろしく。

(長田秀樹)


Subject: こんにちは

 こんにちは T's Studio といいます。
 ”E・R・バローズのSF冒険世界”見せて頂きました。なつかしく、またその資料の豊富さに感動しました。私もかつて火星シリーズ・レンズマン・キャプテンフューチャーなどのワクワクしてパワフルなSFを読みふけっていた人間なのでこのようなすばらしいHPが存在するということは、なんともうれしいです。それと野田昌宏の”SFは絵だねー”という名言どおり武部先生やフラゼッタの絵まで載っているとなれば、もう感動のほかありません。
 ちなみに、私は火星シリーズにこだわらず私のもっている武部先生の扉絵は全てスキャニングしてしまい、神田でたりなかった火星シリーズまで購入するほどの武部ファンです。(武部先生の作品集は”火星の美女たち”しかもっていないのですが、どこかでその他の作品集は手に入らないでしょうか?)
 また、フラゼッタはかつてのスターログでその存在をしりその迫力ある画風にまいった記憶があります。(ボリス・ヴァレイホの作品集は頻繁に売ってるのにフラゼッタの作品集はあまり売ってないですよね、最近モノクロのがでたみたいですが・・・古いカラー版は古本屋で見つけました)
  いきなり、なれなれしくいろいろ書いてしまいましたが、ホントに感動してしまったもので、すいません。今後ともがんばって下さい。
 ところで、私のホームページと是非リンクしたいのですがいかがでしょうか? 私のホームページは T's Gallery といいまして私のオリジナルCGを展示しているHPです。よろしかったらご返答願えませんでしょうか?URLは下記のとおりです。  http://plaza12.mbn.or.jp/~tsstudio/
それではまた。

(Sun, 15 Jun 97 "T's Studio")


 HP、拝見させていただきました。CGが美しく、感動しました。私のHPがテキスト中心なのはどうも美術的センスが欠乏しているからなので、貴氏のような才能をみると、うらやましくなってきます。すごいですね。
 SFは絵だねえ、というのは名言だと私も思っておりましたし、野田さんのコラムと紹介されているパルプ・アートがみたくって古本屋でSFMのバック・ナンバーをあさったことを思い出します。リンクの件は、是非とも!こちらからも、お願いします!リンクを張らせてください。
 武部先生の画集は、岩崎書店のものは絶版ではないけれども在庫切れみたいです。早川書房や東京創元社からも画集はでていますが、 25,000円とか、ちょっと手がでないレベルの価格です。桁違いじゃないですよ。にまんごせんえんです。早川は2万円だったかな? 紀伊国屋書店のHPで検索すると、いろいろでてくるので、試みてはいかがでしょう。URLは http://bookweb.kinokuniya.co.jp/
です。会員にならないと発注はできませんが、書籍コード等もわかるので、近所の書店から発注することはできると思います。
(長田秀樹)


 はじめまして、あちこちアクセスしているうちにこのサイトを発見しました。昭和40年3月生まれです:-) ちょうど小学校5年生くらいのときに、友人に薦められてERBやキャプテンフューチャーシリーズを読み始めました。現在はまぁ仕事も忙しく、SFそのものからも遠ざかっているのですが、このページを見てとても嬉しかったです。子供の頃から引っ越しが多か! たもので、本があちこちにいってしまい手元に残っているのはターザンシリーズのみという感じです。 ERBで特に印象に残っているのは、地底王国という映画。これはペルシダーの1作目の映画版なのですが、私は最初にこれを映画館で観たんですよ。その後でペルシダーシリーズを読み始めたので、最初はずいぶんと話しが似ていると不思議でした。たしか小学校6年生くらいだっ 2と思います。それ以来10代半はERBと共にありって感じでしたが、その後はとんとご無沙汰したいました。このページを見て、なんだかまた読みたくなってきました。また遊びに来ますね。

(jaco Wed, 18 Jun 1997)


はじめまして30代後半主婦です。このHPは本当に感涙ものですね。 思い起こせば小学校4年の時に表紙の絵の美しさに惹かれて読んだのが「火星のプリンセス」でした。以来ERBものは全部読破し、私のSF人生がスタート。そして理科系に進学、就職してしまいました。(夫とはそこで知り合った)私の人生を決めたのはあの1冊だった…と今しみじみ感じています。そうそう今,NHKで土曜9:00〜やっている海外ドラマ「ER」に結構重要なジョン・カーターくんなる役があります。アメリカの病院ものドラマですが原作者はERBファンだった(!?)…面白いのでもし暇でしたら見てください。
ではまた 時々見に来ますね。(仕事に使うPCから書いちゃいました)

(青木 嘉織)


今日(7/6/97)PathFinderが火星についたニュースをTVで見つつ、
Yahooで火星情報を探そうとしたらこのページを見つけました。(←おいおい)
バローズかあ、小学生の時に図書館でペルシダー1巻を読んでいたので、懐かしいです。
鉄モグラ(でしたっけ?)、ドカドカと土をほりながら地中へ潜る。
どんどんと上昇する温度(そんな感じ`82ったかな?)、とても面白かったです。
私はSF、ファンタジー小説類が好きなのですが最近はどうも気にいる作品が・・・。
久々にバローズでも読んでみようかな。

URL:http://www.pluto.dti.ne.jp/~k-nak/
(なかがわ かずゆき(k.Nak)Sun.6 Jul.1997)


Subject: Re: その後、いかがですか?

Tarzan the Lost Adventureは読了しました。つたない英語力ですので100%理解出来たわけではありませんが、楽しませてもらいました。いいたいところはいっぱいありますが、英語でバローズの新刊を読み終えたという満足感でいっぱいです。本の末尾にファンクラブがいくつか紹介してあり、もしかして日本にもと思ってインターネットを検索したら、こんな作者の熱い思いが伝わってくるHPにであえたのですから、とても得した気分です。
「類猿人ターザン」と「時に忘れられた国」はいま日本語で読める数少ないバローズです。
SF出しているんだから1冊ぐらいはバローズも活かしておこうという出版社の考えと思います。「もう絶版にしようよ」「いや、バローズも1冊は残しておきましょう。早川さんも出していますし(早川の編集部では”創元さんも”といっている)」という会話が毎年の会議で交わされているのでは?

(Takuya Watanabe Tue, 17 Jun 1997)


Subject: Re: その後、いかがですか?

USAに出張してきました。関連グッズをいろいろ買ってしまいました。ジョンカーター人形とかデジャーソリス人形とか。
ターザンの第1巻以外は1000円以上も出してインターネット通販している人もいます
古本屋で探してもなかなかありませんね。USAでは2話をまとめて出していて、今回3冊購入しました。いつ読めるのかわかりませんが。1997年になって毎月1冊ずつ出しているようです。 Tarzan the Lost Adventure については、また今度紹介します。子どもが読めない漢字を飛ばして読むのと同じで、理解出来るところだけでなんとか筋を追いました。
ジャド・バル・ジャは大活躍します。

(Takuya Watanabe: Mon, 23 Jun 1997)


Subject: Re: ジョン・カーター人形です か!

http://www.trendmasters.comにフィギュアのホームページがあります。
売れるのでしょうかねえ。
ほこりかぶってました。どうでしょう。TARZAN OF MARS人形も紹介されているので、バルスームまでいちゃったんですね。金星はないですね。

(Date: Wed, 25 Jun 1997 Takuya Watanabe)


Subject: ターザンは金星でカースンと競演していた!

 昨年アメリカで放映されたTVシリーズ Tarzan The Epic Adventure において、ターザンは金星におもむき、カースン・ネーピアと競演しています! 第16話の"Tarzan and the Amtorans"がそれで、「ターザンとアムター人たち」というタイトルが示すとおり、ターザンはアムターにいって、カースンも登場するようです。もっとも金星というよりは木の生い茂る異世界で、アムターを訪れた、という方がいいみたいです。カースンも我々のイメージとは大きくかけ離れているとのこと。実は私は見たわけではなく、アメリカ人の友人からもらったメールに書いてあったのですが。というわけで、ターザンは金星にもいっていたのです!「ターザンとマハール族」というエピソードもあるこのシリーズ、制作者がERBファンであることは明らか。日本でも放映させることを切に願うものです。

(Date: Sun, 29 Jun 1997 長田秀樹)


Subject: Re: ターザンは金星でカースン と競演していた!

金星シリーズも好きで昔読みました。昨年米国に行ったときターザンをテレビでやっていて、再放送と思っていたのですが、新作だったんですね。そのときは別に興味なかったので、詳しく見なかったけど今にしてみれば惜しいことしました。

「ターザンとマハール族」というエピソードもあるこのシリーズ、制作者がERBファンであることは明らか。日本でも放映させることを切に願うものです。

衛星放送でチャンネル数100とか200とかになるので、そのうちありうるかも。しかし、あまりにも情報が膨大なので、見過ごしてしまうかも。

(Date: Mon, 30 Jun 1997 From: Takuya Watanabe)


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