ターザン・シリーズ17 TARZAN series 17

ターザンと黄金都市
Tarzan and the City of Gold(1933)

Illustrated by Motoichiro Takebe

矢野徹:訳/武部本一郎:画/用語辞典 早川書房/ハヤカワ文庫特別版SF118 /1974.06.30初版/315頁

この本の表紙絵は権利者である故武部本一郎夫人・武部鈴江さんの許諾により転載しています

story/あらすじ

 アビシニアの秘境カファに民族学的魅力を感じて旅立った密林の王者ターザンが、突如、怒り狂う洪水の奔流に巻き込まれ、太古の昔から、戦争とスポーツ用のライオンを飼育するきらびやかな黄金都市カスネに、奇跡的に流れ着いたのだったが……、そこは象牙と黄金で飾り立てた宮廷に一頭のライオン<ベルサル>と住む美しく、悪魔的な女王ネモーネと、疥癬だらけのライオンを獣神として敬うライオン騎士団たちが、彼女の王座をめぐってたくらむ陰謀と罠がうごめいていたのだ! いまや、宮廷の地下牢に捕らわれの身となったターザン! 巨大類人猿の勝利の雄叫びをあげるのはいつ……!

chapters/目次

  1. 野蛮な獲物
  2. 白い捕虜
  3. 夜の猫たち
  4. 洪水に流されて
  5. 黄金都市
  6. 神をふみつけた男
  7. ネモーネ
  8. ライオンの原で
  9. “殺せ! 殺せ!”
  10. 女王の宮殿
  11. カスネのライオン
  12. ライオンの穴に入れられた男
  13. 夜の暗殺
  14. 大狩猟会
  15. 失敗した計画
  16. スーズの神殿にて
  17. 神殿の秘密
  18. 燃えるザラトール
  19. 女王の獲物

charactor/登場人物

ターザン ジャングルの王者。英国貴族グレイストーク卿
ヴァルソル 象牙都市の貴族
ネモーネ 黄金都市の女王
ジェムソン ライオン騎士
アレクスター 幽閉された黄金都市の王子
フォベグ 神殿警備兵
ムドゼ 黒人の老婆
エロット 貴族
トモス 女王の顧問官
ニアカ 黒人奴隷
ハヒム

history/初出

Tarzan and the City of Gold,Mar.1932
Tarzan and the City of Gold,1933

comment/コメント

 もはや、まったくと言っていいくらいストーリィを覚えていない。秘境もののターザンは、もはや水戸黄門の状態で、それはそれでいいんだろうけど。訳者は、高橋豊から矢野徹に変わった。高橋氏が『無敵王ターザン』の解説でERBの文体を批判したのがまずかったのか? まあそれは冗談として、しかし矢野氏とERBはあわない気がするのだが……

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